前立腺肥大の外科的治療について解説します

薬物でダメな場合は外科的治療が行われます。以下、簡単に紹介します。

 

自己導尿

尿管に管をとおして自分で尿を抜く方法です。かかる時間は1回あたり10分ほどです。そんなに重くない人ならば朝と夜の1日2回行えばよいです。こうしておけば昼間も夜も頻尿に悩まずにすみます。但し、完全尿閉になっているような重症の場合は1日6〜7回の導尿が必要になります

 

高音度療法

前立腺を48℃から60℃で温めると肥大した前立腺が収縮されます。カテーテルを通してそれをマイクロ波で温めます。電子レンジと同じです。これくらいの高温になると接している尿道内側の粘膜に炎症を起こす恐れがあるので挿入したカテーテルに絶えず水を還流させて冷やすようにします。治療にかかる時間は1時間程度です。

 

前立腺切除

尿道から前立腺の内部をのぞく内視鏡と電気メスをいれて切除します。多くの医療機関で行われているので安定した実績をもちます。手術をした翌日から効果を実感できます。再発率は5年で10%程度です。

 

レーザー

出血を伴う手術は不整脈などの心臓が悪い人には不向きです。また、逆行性射精というもとに戻らない合併症を引き起こしますので、若い人にそうした手術を行うのはためらわれます。そうしたケースではレーザー治療がおすすめです。基本的に切除と同じですが、刃をつかうか光線かの違いです。